【豪ドル/オジドル/AUDUSD】値動き・トレードの特徴

コモディティ通貨ペアとして有名な豪ドル/オジドル

これだけは覚えておきたい
【豪ドル/オジドル/AUDUSD】の価格・値動きの特徴を把握して、
トレードをより優位に進めましょう

 

AUDUSD通貨ペアの名称について

 

AUDUSDはドル円等と違って様々な名称で親しまれています。

• 豪ドルドル
• オージードル
• オジドル
• コアラ🐨（オーストラリアに生息する生物のため）

と、実に多様です。
自分の呼びやすい名前で覚えておきましょう。

短期・中期は荒さは目立つが緩やかな値動き

豪ドル/オジドルの特徴の一つとして全体を通して緩やかな値動きであることが
非常に目立ちます。

上記のチャートは豪ドル/オジドルの4H(４時間)チャートです。

短期足ではなく何故4Hの大きいチャートを表示しているかというと
ローソク足の形を見れば分かると思いますが

上から下まで約200pipsの間で50日間も行き来しています。
実に約二ヶ月間という長い期間です。

このことからも全体を通しての値幅の動きが狭い＝値動きが比較的穏やか
なことがあげられます。

しかし、左から右まで至る所で大きなヒゲによる荒さが目立ちます。

上記のことからも
短期足単位の短い時間足では値動きの荒さが際立つ通貨の一つとも言えるでしょう。

原則的に穏やかな値動きなので
広めの値幅や綺麗なエントリー等が重要になってくる通貨です。

 

長期単位では綺麗な流れを形成する

 

豪ドル/オジドルは短期間足では荒さが目立つ箇所もありますが
長期単位でのトレンドは比較的綺麗な通貨ペアという性質を持っています。

こちらは豪ドル/オジドルの日足チャートです。

観て分かる通り約一年の間、長期での下落トレンドを形成しながら値段を落としています。

しかしながらやはり短期単位では荒さが目立つ箇所が多く、
日足単位でも上ヒゲや下ヒゲが目立つのも事実です。

このことからも全体的な値動きの荒さはあれどトレンド形成時の流れは強く、
スイング～長期単位ではトレードのしやすい通貨ペアの一つです。

上記のことからも
長期単位のトレンドが継続しやすいことも相まって

• 長めの時間軸を好む人
• 浅い値幅と穏やかな値動きを好む人
• 損失の許容値幅が比較的大きい人

に適していると言えるでしょう。

豪ドルは一日を通して比較的穏やかな値動き

上記に上げた特徴からも
値動きには荒さが目立ちますが一日を通しての値幅自体は狭い傾向性にあります。

大きく動くときもありますが原則的に日中・夜間を問わず比較的緩やかです。

重要な経済指標『豪・中銀政策金利』の存在

 

オジドル/豪ドルでは『豪・中銀政策金利』という値動きの値動きを大きく左右する

（どういった指標なのか？及び気になる日程が気になる方はネットを参照してみてください）

この発表前後は一瞬で50pips等変動し値動きが極めて大きくなるため、
トレードチャンスを狙いたい人達にとって魅力的です。

だまし上げや局所的な変動が非常に大きく目立つこともあるため、十分に意識しておきましょう。

 

中国経済やコモディティ商品との連動制

 

オーストラリアは世界でも有数の資源国家の一つです。
このことからもオジドル/豪ドルは

• 小麦や大豆・トウモロコシといった作物
• 金や銀、プラチナといった金属類
• 原油や石炭、天然ガスのエネルギー

といった風に『コモディティ』＝一時産品と密接な関係性を持っており、

コモディティ商品と連動して動く傾向性を持っています。

 

また、オーストラリアにとって中国はコモディティ商品の最大手の輸出国家でもあります。

このことからも中国経済の影響に貿易の観点から大きく左右されやすいです。

中国経済の問題が時として

オーストラリア国内の経済指標や要人発言以上に
値動きを引き起こす要因となる時もあるので十分意識するようにしましょう。

豪ドル/オジドルの性質を活かしたトレードを行う

 

豪ドル/オジドルの値動きや特徴についてお話してきましたが

• 短期は荒く値幅は狭い傾向性
• 値動きもトレンドも全体的に穏やか
• コモディティや中国との連動制

この３点だけはしっかりと覚えておきましょう。

通貨の性質を知りることは、
自分の戦えるフィールドとトレードチャンスを増やすことに繋がりトレードが

より楽しく豊かになるとても有意義なことです。

新しいトレードの可能性を開いてより良いトレードライフを送りましょう✨