海外FXスプレッドは広いのに利用者が多い理由は何故ですか??

 

 

FXをする上で我々トレーダーにとって「スプレッド」は手数料であり、自分の取引に密接に関わってきますよね。

特に、海外FXは国内FXよりもスプレッドが広いことで知られていますが、それでもなお愛用者が多いのも事実です。

 

  • どうして国内FXよりもスプレッドが広いの?
  • 利用者が多いのは何で?

 

と言ったことに疑念を抱いたことも少なくはないと思います。

SNS上で実際にトレーダーとしても活動しているわたしが、「スプレッドの広さの仕組み」について説明します。

 

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スプレッドについて

 

そもそも論ですが、スプレッドについてまともに理解している方も少ないのではないでしょうか。

スプレッドとは「買値」と「売値」の値段の差を意味しています。では何故国内FXと海外FX業者でスプレッドに違いが発生するのでしょう。

というよりもスプレッド自体が存在するのでしょうか?

答えは所謂「手数料」です。業者達はその分の値幅を収益と還元しながら、時に相対取引やカバーリングを行い、時にインターバンクへポジションを流し、時に呑み行為を行っている訳ですね。

お話がそれてしまうのでここでは割愛しますが、スプレッドが狭い=業者の収益が低くオーダーの透明性が高いとイメージしがちですが、現実はそういう訳でもありません。

業者の性質については後の段落で後述します。

 

海外FXのスプレッドは広い分高収益となっている

 

上記の事を頭に入れた上でイメージをすると、スプレッドの広い海外FX業者ではより収益率の高いビジネスモデルとなっている。と転じて形容することが出来ます。

そしてこのスプレッド収益の中には

 

  1. 業者自体の純粋な手数料収入
  2. アフィリエイターに還元するコスト

も含まれています。

ただでさえスプレッドが一定以上広い為、国内と比較しても収益モデルとしては高いと言わざるを得ません。また、海外FXはアフィリエイトに対する還元率が高い業者も多いものが多数存在します。

従って、その分のアフィリエイト報酬がスプレッド内からも還元されている。という事ですね。

 

 

それでも海外FXを使うプレイヤーが多い理由

 

上記の内容だけを踏まえると、お世辞にもメリットやポジティブなイメージを持ちにくいのが客観的な事実かと思います。

それでも日々市場では海外FXを使用するプレイヤーが多く、日々親しまれています。それだけ魅力を感じる要素があるから利用者が多いという裏付けに繋がりますね。

そんな、「スプレッド以上に魅力的な要素」とは果たして何でしょうか。

 

①高いレバレッジ倍率

 

 

国内FX業者の最大レバレッジ上限が25倍までなのに対して、海外FXでは100倍以上の高いレバレッジ倍率で取引を行うことが出来ます。

レバレッジ倍率が高い=危ない と言ったイメージを持たれがちですが倍率の高さの一番のメリットは何と言っても「資金効率が良いこと」

つまり、「市場に晒す資本金を抑えながら持てるポジション量を増やすことが出来る」ことに繋がります。

 

1LOT辺りの必要証拠金が低くなることによって資金が拘束されず

  • 複数の通貨ペアを持てる幅が増えること
  • 両建てや積み増しの有用性が増えること

 

が挙げられ、「戦術や戦略の幅が広がる」ことが可能となります。

 

ただし、

これらは「日本国の法律に遵守していない」からこそ成立出来ることである為、捉え方次第でメリットでもありデメリットであるとも形容出来るでしょう。

 

②便利で豊かなボーナス制度

 

広いスプレッドとは裏腹に、顧客に対するアプローチの一環として「ボーナス制度」を設けている業者が多数存在します。

文字通り「資本金の代わりとしてトレードで使用出来るクレジット」であり、資金効率の高さをより還元出来るシステムです。

主に

  1. 口座作成時に付与される口座開設ボーナス
  2. 入金額に付与される入金ボーナス

 

の2種類が存在し、その効率性を高めることが出来ます。

こういったボーナス制度に関しても、裏を返せば「業者側が身銭を切り裂いてトレーダーに還元している」とも形容出来、ハッキリ言ってしまえばボーナスを出すこと自体は
業者にとってはコストが掛かるだけの行為です。

それでも継続的にこうったシステムを提供していることは、

  • 新規顧客を獲得する為
  • 収益構造的にコストをかけても割に合うだけの収益が見込めるから

 

という事を端的にしめしています。

スプレッドの広さからくる業者の収益が、こういった部分でも還元されているという訳ですね。それを裏打ちするかの様に、海外FXでもスプレッドが比較的狭い業者に関しては

ボーナスシステムそのものが存在していない会社も多いのが実情です。

資金を最大効率に!海外FXボーナスを『トレーダー』が比較しました

 

③追証なしのゼロカットシステム

 

何と言っても海外FXをするにあたって最大のメリットとも言えるのが「追証なしのゼロカットシステム」

本来、スイスフランショックの様に相場の急変動時や突発的なフラッシュクラッシュ等があった場合、マージンコールが追い付かず資本金以上の損失を被ってしまう可能性がある場合があります。

 

そういった場合自己の損失は「負債」=借金となり、支払う「義務」が生じるのです。普段通り市場に参画していたとしても、年に一度、いつ起きるかは誰にも想定出来ません。

こういった予期せぬ追証そのものをリスクと捉える一定層のプレイヤーにとって、「ゼロカットシステム」は非常に価値の高いものとなっています。

 

文字通り追証を請求されない制度となっており、相場の急変動によって資本金以上の損失が例え発生したとしても業者が肩代わりをしてくれる仕組みとなっている訳です。

 

これに関してもボーナス制度と同様に業者の収益構造に起因してきます。

  • 広いスプレッド構造から一定以上の安定した収益が大きいこと
  • 顧客同士の相対やカバー取引がとてもしやすい環境なこと

 

等が挙げられ、言ってしまえば有事の際にでも十分に損失を補填出来るだけの収益構造となっている。ということです。

スプレッドと業者の特性の大きな勘違い

 

 

ありふれたキュレーションサイトやまとめサイトでは

  • 国内FX業者はDD
  • 海外FX業者はNDD

 

 

と言った断定的な物言いや、海外業者のECN口座(1回毎に手数料を徴収する代わりにスプレッドの狭い口座のこと)は完全なNDDと言った歪んだ情報の羅列が後を絶ちません。

 

現に上位サイト等でも間違った認識の状態で堂々と記載されているものも非常に多く存在します。

 

  • 実際にはハイレバレッジの制度やLP(リクイディティ・プロパイダー=インターバンクの事)側の問題も含めそもそも直接的な取引が出来ないケースも多いこと
  • ECNやSTP口座と表記しているが規約や同意書にハッキリとした明記が存在せず非常に曖昧で「見せかけ」の状態も多いこと

(2に関してはサイト上や規約にハッキリと明記していない場合が多いので確認なされればすぐに分かると思います。)

 

が含まれている等、一括りに纏めることが全くもって出来ないのは国内であれ海外業者であれ変わりません。とりわけ日本人ユーザーにメジャーな海外業者では相対取引(呑み)を主体とした業者が非常に多いのが現実です。

 

しかし、こういったシステム性や収益構造から得た資金をコストに、トレーダー達へ向けたボーナスやハイレバレッジの制度が盛り込まれていることもまた事実ですので一概に何が良い/悪いと決めつけることは出来ません。

 

目的に沿って選択すること

 

SNSで日々活動中

 

根本的な部分ですが、我々一人一人市場に対して求めるものと「目的」が全くもって異なります。

  • 少額資金の最大効率を高めたい人
  • 大資本を安全に取引したい人
  • 追証といった未曾有のリスクを前もって避けたい人

 

等、皆が皆変わってくるわけであり、数万円をかき集めて取引する方もいれば数百万円からいきなりスタート出来る方もいたりと経済力も資本力も異なってくる訳です。

ネット上では業者の持ち上げや触れて確かめる経験も無いままに国内と海外業者を混同して考えること自体を忌避する傾向が極端に強いですが、トレーダー全ての「背景」が違う為、目的に沿って己の最適な環境で参画すればよいことは言うまでもありません。

 

そういった観点も踏まえ、サイト内の運営ポリシーとしても極端に偏った考えでなく国内/海外の双方の「多様性」を何よりも遵守し掲載しています。

我々個人トレーダーには「取引する環境を選べる権利」を往々にして所持しています。そして掴んだ選択にどれが正しい/間違いといった事は誰にも否定も肯定も出来ません。
その「権利」を最大限活用する様に務める事も、取引を始める前の準備として大切なのではないでしょうか。

 

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