FXを始める上でわたくし達は無数にある業者の中から選択し、口座開設を行い取引を行っています。
fa-bullhornよくある疑問の声
- 国内と海外って、結局何が違うの?
- メリットやデメリットは何?
- 目的や使用用途によって分けるべきかな?
紹介をしているサイトは非常に沢山ありますが、結局のところ海外か国内向けかで言っている事も話している事もめちゃくちゃで非常に偏っているのが実情です。
実際に「トレーダー」としてリアルタイムで市況をしながら、国内も海外も使用して取引を行っているわたくしが、両者の違いや海外FXのメリットとデメリットについて赤裸々に綴ります。
普段市況しているハッシュタグ
INDEX
海外FXのメリットとデメリット
海外FXは、比較した時にユニークなメリットのと対照的に忘れてはいけないデメリットも存在します。
- レバレッジ倍率の高さからなる抜群の資金効率
- 借金リスクのないゼロカット制度
- ボーナスシステムの存在
fa-check-circleデメリット
- スプレッドが国内より広い
- 資産保護の規則が原則ない
- 税金が総合課税の雑所得区分
違いを比較しながら一体何処が優れているのか?劣っているのか?を把握していきましょう。
レバレッジの違い
国内FX業者は最大で25倍まで
国内FX業者は金融庁と日本法に沿って運営されている為、個人名義でのトレードを行う場合レバレッジ倍率は最大で25倍までとなっておりこれはどの業者であっても変わりません。
法人口座になるとより高い倍率での取引も可能ですがそれでも100倍程度(変動制の為一概に言えない)です。
その背景には高い倍率による取引によって資本金を短期的に大きくすり減らすプレイヤーや突発的なレートの急変動や値飛びで資本金以上の損失を生み出し「借金(負債)」を抱える方が数多く過去にいたことに起因します。日本でも以前は高い倍率での取引が可能でしたが年を重ねる毎に縮小されてきのが実情です。
fa-bookmark倍率変更の歴史
金融庁は1日、外国為替証拠金(FX)取引で、顧客が預けたお金の何倍の取引まで認めるかを示す「証拠金倍率」(レバレッジ)に規制を導入する。レバレッジの上限は50倍になる。投資家の保護を狙った段階的な規制強化の一環。金融庁は2011年8月には証拠金倍率の上限を25倍にする予定だ。
FX取引は手持ち資金の数十倍以上の規模で外貨を取引できることなどから個人投資家の間で人気を集めた。ただ高倍率取引で巨額の損失を抱える個人投資家も相次ぎ、社会問題になった経緯がある。
海外FX業者は100倍以上
文字通り海外の業者の場合日本の法律や金融庁の指導に沿って運営されている訳ではありませんか、取引システムは勿論のことレバレッジ倍率も非常に多岐に渡ります。
大半の業者の場合であれば個人であっても25倍以上は勿論のこと100倍、200倍といった非常に大きな倍率でもトレードを行えるのが大きな差別化となっています。
倍率が高いという事はリスクが大きくなるといった謝った誤認だけでなく、「取引する上で必要な証拠金が少なくなる」ことが一番のメリットです。
つまり、市場にお金を多額に預けることなく少額や一定金額での取引をする上で抜群の資金効率を誇るということ。市場にお金を晒したくないプレイヤーやそもそも小さい元手か加速度的に資産を増加させたいプレイヤーが好んで使用しています。
借金(追証)リスクの存在
国内業者は負債を抱えるリスクが必ず存在する
国内FXで取引を行う場合どうしても無視出来ないのが追証の存在です。
殆どのプレイヤーがレバレッジを用いて市場に参画していると思いますが、証拠金の維持率があまりにも低下した場合マージンコール(強制ロスカット)という強制的にポジションを決済する制度が存在します。
これは資本金が著しく減少した場合にトレーダーを保護する観点から搭載されているものですが突発的なレート変動や値飛びによって時に資本金以上の損失が発生してしまう場合、その損失は借金(負債)となり、わたくし達は必ず支払わなければならない「義務」が発生します。
この目に見えないリスクは国内業者で取引をする以上必ず存在するものであり、常に頭に抱えて置く必要性があるのです。
海外業者は追証なしのゼロカットシステム
借金が負うリスクが常に存在する国内業者とは対照的に、「追証なしのゼロカットシステム」が存在するのが海外FXの最大のメリットと言っても過言ではありません。
仮に資本金以上の損失が発生したとしても業者側が補填対応を行い、資本金以上の損失が発生しない仕組みです。
これには
- 顧客に対するプロモーションの一環
- 高い収益性から顧客に対する補填も可能
- 多国籍過ぎてそもそも回収が不可能
と言った観点から実現されており、後述する様にスプレッドが国内より比較的広いのもその収益モデルの一環となっています。
スプレッドの違い
わたくし達が取引を行う場合、手数料=スプレッドと言った形で業者にコストを支払っていますがここでも違いが存在します。
国内FX業者は原則的に狭い
国内業者は原則的にスプレッドが狭い傾向にあります。それは一重に
- 自社内でのDD取引(カバー取引)が潤沢に行える事
- ユーザー数の多さから顧客同士のポジションを用いてカバーが出来る
- 取引量の多さからなる手数料収入が豊富
が主軸となっておりスプレッドを狭くしても利益追求が行えるから。
業者も慈善事業ではない為利益追求を目的に運営していますが上記の様にタイトなスプレッド(安い手数料)を提供しても十分に機能することから国内では業者同時でもスプレッド競争という不毛な争いが起こっている程です。
海外FX業者は比較的広い傾向
転じて海外FX業者は何処も国内と比較したらスプレッドが広くなる傾向にあります。
収益構造の違いからも明らかですがその収益をユーザーに還元する形でボーナスやゼロカット制度が実現しているのもまた事実です。でなければビジネスモデルとして成立しない部分もあるからですね。
fa-bookmark海外FXを使うプレイヤーが多い理由
- 高いレバレッジ倍率
- 便利で豊かなボーナス制度
- 追証なしのゼロカットシステム
また、海外業者によってはスプレッドとは別途で予め手数料を徴収することでアセット毎のスプレッドが国内或いはそれ以上に狭くなる口座種類も多数存在します。
短期取引を頻繁に繰り返すもよし。スキャルピングに特化するもよし。自分のトレードスタイルに合わせて口座の性質を理解して取引を行いましょう。
安全性や保護の違い
国内業者は日本の法律を遵守し資産保護の規則がある
言わずもがなですが国内で運営している以上日本の法律の適用となる為、仮に業者が倒産することがあったとしても証券会社に預けていた資本は保護されています。
中には多額の資本を預けてトレードを行う方が一番に懸念するのがこの突発的な資産保護の観点。大きな金額を安心して預けられるのも国内業者ならではといった所でしょう。
海外業者は倒産したら資産が無くなる恐れがある
対照的に国外で運営されている会社の場合仮に倒産したとしてもその資本が円滑に返ってくるかは誰にも分かりません。中には各国の金融ライセンスや諸外国の銀行と信託保護契約を結んでいる会社もありますが、世界中にトレーダーが存在し、その全額を保証されることは中々に考えにくいですよね。
日本国内であれば何かあれば訴訟や訴えを起こすことも出来ますが海外となってしまえば泣き寝入りになる恐れもある事を意識して証券会社に預ける資産管理も密接に重要となってくるのです。
ボーナス制度によって抜群の資金効率を扱える
海外FXのプロモーションの1つに「ボーナス制度」が存在します。この制度には
- 開設だけで貰える新規口座開設ボーナス
- 入金額に応じて付与される入金ボーナス
の2種類が存在し、これは業者側が新規顧客獲得の為に行っているサービスの一環であり入金した金額に比例する様に取引で使用出来るクレジットを付与してくれるという優れもの。
国内業者ではキャッシュバック制度こそあるもののこういったアプローチは何処も行っていません。資金効率を最大限高めながら取引を行いましょう。
海外FXは税金の区分が違う
国内FXと違い、海外FXは税金の区分が「総合課税の雑所得」区分となり根本的に異なります。その為損益通算を同時にすることは出来ません。
また、ご自身の社会的ステータスによって確定申告に必要な利益額が変わってきます。
確定申告早見表
社会的ステータス | 税金発生金額 |
---|---|
サラリーマンや企業就労者 | 20万円以上 |
主婦や専業トレーダー | 38万円以上 |
- サラリーマンは20万円以上
- 主婦や専業トレーダーは38万円以上
から税金を支払う義務が生じ総合課税の為【累進課税】という制度が用いられ、所得(利益)が大きくなるほど納税金額が大きくなるデメリットが存在します。
ある程度資本金が大きくなってきたり年度が新しくなる際には取引スタイルを変える等の対応を行いましょう。
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- 日本人ユーザーの多さ
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